11月3日に外国人材採用定着チャンネルにて今後の技能実習の方向性について討論されていましたので、内容を以下にまとめます。
- 厳格化適正化の方向性とそれに伴い、コストの部分は上がるだろう。
- 特定技能を中心とした体制に変わる。受け入れられない職場が出てくるだろう。育成になじまない分野は受け入れられない。
- 今の制度ができる間は技能実習。今後はそれって特定技能でよくない、となる可能性あり。一年の転職リスクと送出し費用も負担するとなると、育成技能の魅力はあるのか。転籍の方が早くて安い。労働者側もより高い給与へ行くのが自然。特定技能0号だけど監理がついているような状態。
- 地方はどうすればいいか。賃金を上げられたらいいが、、、
- 送出し管理費が高くなる可能性がある。
- 労働者の保護が充実するが、その対価は受入企業がもつ。
- 転籍元と転籍先とで折半だが、首都圏の企業はいい条件で募集すればいいだけ。
- 転籍した人の上限はできるかもしれない。
- 地域や人間関係で残ってもらうということを意識していくしかないだろう。
- 監理団体について・・・残るが取り直し。次の新制度のための監理許可は取り直してください。ハードルがあがったもので。
- 登録支援機関にはあまり影響がない。特定技能1号が中心になっていくと登録支援機関の活躍は広がるかもしれない。
- 就労前にN5または相当講習(認定日本語教育機関)入国時、特定技能1号以降時に日本語教育の修得が必要。完全に入国の講習がなくなるわけではないだろう。N5とってきてね、という企業が増えるかもしれない。逆にいうとN5をとれる送出し機関が求められるかも。
- 来年に法案が成立して、施行はまだ未定だが、はやくても2025年ではないか。